工務店選びの知識

工務店の見積もり対応が遅い理由は?対応が遅い場合の対処法

工務店の見積もり対応が遅い理由は?対応が遅い場合の対処法

工務店に家づくりを依頼する際は、必ず見積もりの依頼を行うでしょう。しかし中には、工務店に見積もり依頼をしたのにスムーズに返答がされず、困っている方もいるのではないでしょうか。

当記事では、工務店の見積もりが遅い理由や、遅い場合の対処法などを解説します。信頼できる工務店選びにぜひ役立ててください。

1.見積もり依頼に対する工務店の対応が遅い理由は?

一戸建て住宅建築の見積もり依頼を行ってから対応が遅い理由として、以下の3つが挙げられます。

・お客さんの真剣度が低い

工務店側は、真剣に契約を考えてくれているお客さんの見積書を優先して作成したいと考えています。いくら見積もりを出しても商談が決まらなければ工務店の売上にならないため、真剣度が低いお客さんの優先度は低くなり、対応が遅くなってしまうこともあります。

・担当者が多忙

担当者の忙しさによっても、対応のスピードが変わります。特に中小工務店の場合は、少人数経営のことも多く、商談のタイミングが重なってしまうと見積もりを出すまで時間がかかってしまうことも考えられます。

・下請け業者からの返答待ち

住宅を建築する場合は、工務店だけでなく外部の下請け業者が絡んでいることもあります。建築工程の大部分を下請け業者に委託している場合は、工務店だけで全体の見積もりを算出できません。下請け業者との返答を待っているうちに対応が遅れるケースも考えられます。

1-1.見積もり対応が早い工務店の特徴

工務店に見積もり依頼を出しても、なかなか対応してもらえないケースは少なくありません。一方で見積もり対応が早い工務店も存在し、共通する特徴がいくつかあります。

・経験と勘で見積もりを出している

経験と実績が多い工務店は、過去の工事内容で似た案件にかかった費用を参考に、大まかな推測をすることが可能です。経験豊富な工務店は、概算見積もりを大きく外さない自信から、対応が早くなるケースがあります。

・見積もり作成をシステム化している

工務店の中には、さまざまな工事にかかる費用をデータとして一括管理しているところもあります。専用の見積もりソフトがあれば、依頼された工事内容を細分化し、データにあてはめて費用を積み上げるだけで見積もり作成ができるため、スピーディーな対応が可能です。

2.工務店の平均的な見積もりの作成日数

注文住宅の建築を検討する上で工務店に見積もりを依頼した場合、返答があるまでの待機期間は長く感じがちです。見積もりを作成するには、どの程度の期間が必要なのでしょうか。

工務店の規模や繁忙期・閑散期などによって期間は異なるものの、一般的には、おおむね1〜2週間で対応してくれます。工務店は見積もり作成の間に、職人さんの手配を行ったり、資材調達が可能か確認したりと多方面と連絡をとっています。概算見積もりならともかく、しっかり見積書を作成しようとすると1週間以上はかかるでしょう。

2-1.工務店とハウスメーカー・フランチャイズとの比較

住宅建築を依頼する選択肢には工務店以外にも、ハウスメーカーやフランチャイズなどが挙げられます。工務店はハウスメーカーやフランチャイズと比較して、見積もりの対応が遅い傾向です。

見積もりが遅くなる理由として、工務店とハウスメーカーでは見積もりの作成方法が異なるためです。ハウスメーカーやフランチャイズでは、使用する資材や設備などに規格が定められており、建物価格を坪単価で決定することが可能なため、システム上での見積もり作成が可能です。また、規格住宅の場合は、すでに建物価格がある程度決まっているため、見積書を出すスピードも早いでしょう。

一方、工務店では規格が少なく自由度の高い設計ができることが特徴です。依頼者にあわせてカスタマイズされた内容をもとにそれぞれにかかる費用を積み上げて見積もりを作成するため、時間がかかると言えるでしょう。

3.見積もり依頼に早く対応してもらう方法は?

人生の中で大きな買い物となるマイホーム購入においては、概算費用を早めに把握しておきたいものです。見積もり依頼に早く対応してもらうためにはポイントがあります。

見積もりを早く出してもらうためのポイントは、「期限の設定」をすることです。見積もりを提出してもらいたい希望日がある場合は、事前に伝えておきましょう。また、希望日がない場合でも「いつごろまでに見積もりが完了するか」を聞いておくことで、後回しにされるリスクが減る可能性が高いです。

3-1.見積もり依頼の対応が遅いと感じる場合の対処法

見積もり作成にかかる期間の目安は、約1〜2週間ですが、それを超えても返答がない場合もあるでしょう。ここでは、見積もり依頼の対応が遅いと感じる場合の対処法を2つ紹介します。

・対応に1か月以上かかっている場合は催促する

見積もり作成にかかる期間は、担当者の忙しさや下請け業者との兼ね合いによって波があります。しかし、どれだけ長い期間がかかったとしても1か月を超えることはないでしょう。1か月以上かかる場合は、なにか大きな理由がある可能性もあるため、再度問い合わせることをおすすめします。

・「信頼できない」と感じた場合は他の工務店に依頼する

見積もりを依頼してから長い期間連絡がなかったり、催促しても誠意のある回答がなかったりすると、工務店に対し不信感が募ることもあるでしょう。マイホームの購入は、人生における大きなイベントの1つであり、大きなお金が動きます。

信頼関係を築ける工務店と契約することが、理想のマイホームを叶えるポイントです。「信頼できない」と感じた場合は、他の工務店に依頼するのも一案です。

まとめ

工務店は、ハウスメーカーやフランチャイズと比較して、見積もり作成に時間がかかると言われています。

見積もりを早く出してもらうためにも期限を設定し、あまりにも遅い場合は問い合わせをしたり他の工務店に依頼したりすることも検討しましょう。