工務店選びの知識

工務店に図面の持ち込みはできる?メリット・デメリットと作り方

工務店に図面の持ち込みはできる?メリット・デメリットと作り方

自分たちの希望通りの注文住宅を建てるために、工務店への図面の持ち込みを検討している人もいるでしょう。しかし、注意点を理解した上で持ち込まなければ、せっかく図面を用意しても、要望を実現できない可能性があります。

1.工務店に図面の持ち込みは可能?

工務店への図面の持ち込みは、原則ナシの工務店が多いですが、必ずしも不可能なわけではありません。基本的には工務店側に図面を作成してもらいますが、自分で作成したり、自分で探した設計士に描いてもらったりして、図面の持ち込みが可能になる場合もあります。

図面を持ち込む場合は、持ち込みに対応しているのかを事前に確認しておく必要があるでしょう。

1-1.工務店に図面を持ち込みするメリット・デメリット

工務店への図面の持ち込みには、さまざまなメリットやデメリットがあります。具体的なメリットは以下の2つです。

家に対する要望を具体的に伝えられる
「こういう家を建てたい」というイメージが頭の中にあっても、そのイメージを具体的に言葉にして伝えるのは難しい場合があります。自分で作成した図面があれば、こだわりポイントや希望している家のイメージが伝わりやすく、打ち合わせもスムーズに進むでしょう。
間取りをイメージしやすくなる
図面を作成することで、自分たちの希望や譲れないポイントも明確になります。要望がはっきりとしている分、工務店側との意見のすり合わせがしやすいでしょう。

また、図面の持ち込みをするデメリットは以下の2点です。

図面が実現できない可能性がある
家づくり初心者が図面を描いた場合、図面を実現できない可能性があります。例えば、家を建てる際には、敷地条件を守らなければなりません。敷地条件を考慮していない場合、せっかく図面を描いても無駄になることがあります。
より良い提案が受けられなくなる可能性がある
家づくりは、打ち合わせを通して希望の家に近づけるのが一般的です。図面を持ちこんで家の設計を完結させてしまうと、経験豊富なプロのプランを聞く機会が少なくなり、家の可能性を狭めてしまうこともあります。

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2.工務店に持ち込む図面の作り方と注意点

工務店に持ち込む図面を作成するには、必要な道具を用意する他に、さまざまな注意点があります。ここでは、工務店に持ち込む図面の作り方や注意点について確認しましょう。

1 必要な道具を用意する
まずは、図面を自作するための道具を用意しましょう。必要な道具は、「方眼紙(ノート)」「シャーペン」「消しゴム」などです。パソコンで作成する場合は、フリーソフトなどをインストールしましょう。
2 今の家の間取りを描いてみる
現在住んでいる家の状態を知ることも重要です。部屋の寸法や家具サイズを測りながら、今住んでいる家の図面を描きましょう。改善点などをメモしておくことで、今ある問題点が把握できるだけでなく、工務店などの専門家に相談することで問題解決にもつながります。
3 希望の間取りを参考にして図面を描く
自分の希望する間取りに近い事例を、インターネット上のサイトなどから探しましょう。探した図面を参考にしながら、実際に図面を描いていきます。図面を描く際には、生活動線や収納など、自分たちのライフスタイルをイメージしながら描きあげるのがポイントです。

図面を作成する際には、先に工務店側の意見や基本的な設計ルールなどを聞くことで、予算内で実現可能な理想の住まいを建てることができるでしょう。また、なぜこのような設計にしたいのかといった理由を明確にし、しっかり説明できることで、工務店側は依頼主の意見を考慮した上でよりよい提案をできるようになります。

図面を描く際に大きめの間取りで考えすぎてしまうと、間取りに合う土地が見つからない場合もあります。住宅展示場などで現実的な広さの間取りを確認しておきましょう。

まとめ

工務店への図面の持ち込みは、「家の具体的なイメージが伝わりやすい」「家づくりのイメージがしやすい」などのメリットがあります。一方で、プロに相談せずに図面を作成してしまうと、図面通りに実現できずに失敗してしまうデメリットも考えられます。

図面作成で失敗しないように、図面を作成する際にはプロの意見を聞いた上で描くことで、理想の家づくりの実現につながります。