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子ども2人部屋のレイアウト26選!男女別・広さ別のポイントも

子ども2人部屋のレイアウト26選!男女別・広さ別のポイントも

1つの部屋を子ども2人で共用する場合、悩ましいのが家具の配置や収納の確保です。子ども部屋のレイアウトを考える際、きょうだいの成長過程を意識した家具の選び方や、プライベートに配慮した作りにすることが大切です。

当記事では、2人の子どもが大人になるまで便利で使いやすく、愛着がもてるようなレイアウトを26パターン紹介します。性別・部屋の広さごとにレイアウトのポイントも解説するので、子ども部屋のレイアウトに悩んでいる人はぜひご覧ください。

1.子ども2人部屋のレイアウト|机を横並びにする例

机を横並びにすると、限られた部屋のスペースを有効活用できます。おすすめのレイアウトは、机を壁面にぴったり付けるように設置することです。真ん中のスペースが自由に使えるため、広々とした部屋に感じるでしょう。

ここでは、机を横並びにするレイアウトの事例を紹介します。

1-1.例1

壁に括り付けのカウンターを机として使用しており、子どもたちが一緒にお絵かきや勉強に取り組みやすいレイアウトです。カウンターの上には棚を取り付け、本や小物が収納できます。事例のように壁面収納を取り付けると、空間に余裕が生まれます。

部屋の左右にロフト型のベッドを設けているため、子どもが大きくなったら仕切りを付けられるのも嬉しいポイントです。

1-2.例2

横並びにした机の間に棚を設け、子どもたちが勉強に集中できるよう配慮されています。それぞれの机に引き出しや棚を取り付けると、自分で物を整理整頓する習慣が身に付くようになるでしょう。

子どもたちがそれぞれのスペースを確保しながらも会話のできる距離は、年の近い兄弟姉妹が遊びや勉強を共有しやすい環境です。

1-3.例3

2人分の机を置くスペースがないときは、事例のようにインテリアの「高さ」をうまく利用しましょう。部屋のレイアウトを工夫すれば、マンションなどの間取りでも圧迫感のない子ども部屋を作れます。

ホワイトとグリーンを基調にしたポップなインテリアは遊び心があり、子どもがワクワクできる空間です。

1-4.例4

近未来の秘密基地のように遊び心のある子ども部屋です。デザインがおしゃれなだけではなく、実用性も兼ね備えており、机を置くスペースとベッドを置くスペースが分かれているため、学習に集中しやすい環境です。

なお、写真のようにコンセントの近くに机を配置するのもおすすめのレイアウトです。学校でも用いる機会の多いパソコンやタブレットといった電子機器を用いて学習するとき、机近くのコンセントを使用しながら学習を進められます。

1-5.例5

長方形の部屋の真ん中を軸に、2人分のベッドをシンメトリーに配置したレイアウトです。シンメトリーなレイアウトは子どもたちが平等にスペースを使えるので、部屋の取り合いで喧嘩になりません。長方形の部屋のレイアウトは正方形に比べて難しい場合がありますが、部屋の形とベッドの向きを合わせることで奥行きを生かせます。

また、事例の部屋が明るく開放的に感じるのは、机を窓際に配置し、光をたっぷり取り込んでいるためです。

1-6.例6

省スペースに2段ベッドを設置するときは、上下のベッドの位置を少しずらすと圧迫感が軽減されます。下のベッドヘッドは机と続く配置になっており、就寝直前の読書や勉強の復習をするのにも最適です。

事例では、ベッド下に収納棚を設置し、デッドスペースを作らない工夫がされています。子どもの荷物は成長に応じて量が増えていきますが、収納がたっぷりあると安心です。

1-7.例7

横並びの机を中心に左右を分けたレイアウトなら、将来は真ん中を仕切り、長く使うことができます。椅子やインテリア小物を色分けすると、幼い子どもでも「こちらが自分のもの」と理解しやすいでしょう。

白を基調としたシンプルな部屋も、事例のように壁飾りや小物の色使いでカラフルに仕上がります。

2.子ども2人部屋のレイアウト|本棚などで簡易的にスペースを分ける例

本棚などでスペースを分けると「仕切り」「収納」の役割が棚1つで済み便利です。背の高い棚を用いて目隠しをすれば、工事を行わなくても子どものプライバシーを守ることができます。

ここから紹介するのは、本棚などで簡易的にスペースを分けたレイアウトです。

2-1.例1

部屋の中心を仕切った背の高い収納棚は、インナーボックスを用いてどちらのベッド側からも収納可能です。インナーボックスを使うと自由度が高い収納になるので、増えていく玩具や勉強道具に対応できます。

写真ではベッド部分のみ仕切られているため、開放的かつそれぞれの子どもがプライベートな時間をもてる部屋と言えます。

2-2.例2

子どものプライバシーを守りたいなら、天井まで届く背の高い棚で仕切る方法がおすすめです。子どもが大きくなったら部屋の真ん中を仕切る場合が多くなりますが、写真のように棚でスペースを分ければ収納と仕切りを兼用できます。

棚の色合いはシンプルなものを選ぶと成長しても使いやすく、どのような部屋にもマッチします。

2-3.例3

子ども部屋に統一感を出したいなら、壁や天井の色味に合わせた収納棚を選びましょう。棚の形はシンプルなものにすると、成長に応じて使い方を変えられます。たとえば、幼い頃はインナーボックスにおもちゃを収納、大きくなったら本を立てて本棚として使用できます。

また、写真のように天井の高い部屋を子ども部屋として使用すると、省スペースでも圧迫感がありません。

2-4.例4

天井まで届くパーティションや厚いカーテンで部屋を仕切れば、2つの個室として部屋を使えます。特に、きょうだいの年が離れていたり性別が違ったりする場合におすすめの方法です。

写真では、ロフトベッドの下に机や収納を置くことで、空間を有効活用しています。限られたスペースでも、工夫してくつろげる部屋を作りましょう。

2-5.例5

写真のようにベッドを壁側に寄せれば、自由に使えるスペースが広くなります。その他の家具も壁側に寄せると、元気いっぱいなきょうだいが動き回れるくらいのスペースが確保できるでしょう。仕切りの棚を目隠しとして頭側に配置することで、子どもたちそれぞれがゆっくり眠れます。

家具を変えるのではなく壁紙・インテリア・ベッドカバーなどを工夫することで、気軽に子どもらしさを演出することもできます。

2-6.例6

収納棚で仕切った空間には、双方に照明や括り付けの棚があります。2人部屋のインテリアはシンメトリーにすると、年の近いきょうだいでも部屋の取り合いで喧嘩になりません。仕切り代わりの収納棚は、きょうだいで共有できるようどちら側からも出し入れ可能です。

写真のように、白を基調にすると部屋全体が明るく見えます。特に天井の低さや部屋の狭さが気になる場合、インテリアに白を取り入れ開放感を演出しましょう。

2-7.例7

部屋の真ん中にベッドを置き、低い壁で仕切ったレイアウトです。壁を境にして空間を色で分けると、幼い子どもでも自分の場所が理解しやすくなります。子どもと相談しながら、好きな色でインテリアを揃えましょう。

収納がない部屋でも、写真のようにベッド下などのデッドスペースを活用すれば、片付けに困りません。

2-8.例8

上下のベッドを部屋の中心に設計し、スペースを2つに分けた子ども部屋です。部屋を完全に仕切ったわけではありませんが、真ん中にベッドがあることでそれぞれの空間が作られています。

写真では大きな窓から光が差し込んでいますが、ベッドの枕側にある壁が光を遮断し睡眠を妨害しません。

2-9.例9

勉強机の場所を中心に家具の配置を考えると、学習に集中しやすいレイアウトになります。仕切りに収納棚を使用すれば、きょうだいが自分のスペースを保ちながら勉強を進められるでしょう。

写真では収納棚を勉強机から手の届く場所に設置し、学用品を自分で整理できるようにしています。自分の物は自分で片付けられるようになれば、自立の第一歩です。

3.子ども2人部屋のレイアウト|ボックス型の空間を作る例

ボックス型のレイアウトは、子どもが1人で集中できるスペースとコミュニケーションが取れるスペースの両方を作ることができます。

ここでは、子ども部屋にボックス型の空間を作る事例を紹介します。少しの工夫で子どもがのびのび過ごせる空間になるため、部屋の事例を参考にレイアウトを考えてみましょう。

3-1.例1

ロフトスペースにベッドを2つ、下段の空いた部分を日中過ごす場所にしたレイアウトです。暗くなりがちなベッド下は、窓の光が差し込む場所に机、影になる場所に収納を配置することで、部屋の構造を上手に活用しています。

写真のように天井が高い部屋の場合、高さを有効活用したレイアウトがおすすめです。上段にベッドを置いても閉塞感がなく、のんびり体を休められます。

3-2.例2

ロフト部分をベッドスペース、ロフト下には壁を設置し子どもたちの個室にしています。子ども一人ひとりの個性に合わせてインテリアを考えるのは楽しい時間です。個室は完全に閉じているわけではないので、必要なときにコミュニケーションが取れます。

写真のように壁で仕切ることが難しい場合、パーティションや棚を置いて仕切りにする方法もあります。

3-3.例3

高さのあるロフトを設置するときは、明るい色を選ぶことで部屋が広く見え圧迫感が軽減します。写真ではベッド上の屋根がくり抜かれていることや、個室空間を完全に覆わないことも圧迫感の軽減に一役買っています。

ベッドにつながる階段部分が収納であるため、服や小物を収納する場所が少なくてもスペースを有効活用できる一例と言えるでしょう。

3-4.例4

落ち着いた色や素材のインテリアで揃えた子ども部屋なら、子どもが成長してからもそのまま使えます。子どもらしい雰囲気を出したいときは、小物や壁かけのインテリアを工夫しましょう。

写真でそれぞれのスペースを分けているのは、ベッドに続く階段とロッカー型の大きな収納です。その他の収納も机を囲む形で設置され、勉強に集中できる環境が整えられています。

3-5.例5

ロフトベッドの下を机や収納にし、個室として使った事例です。ベッド下が暗くなってしまう場合は、間接照明を用いると温かみのある部屋になります。

写真で使用しているベッドは、床の木目調に合わせたナチュラルな木の素材です。床や壁の素材と面積の大きい家具の素材を合わせると、部屋全体がまとまっておしゃれに見えます。

4.子ども2人部屋のレイアウト|ベッドを離す例

子ども部屋で2人のベッドを離して置くレイアウトは、将来的に部屋を分割したい場合に対応しやすい配置です。年齢が離れた子どもや性別が違う子どもの場合、部屋を完全に仕切ったほうがよい場合もあります。

ここでは、子ども2人のベッドを離すレイアウト事例を紹介します。

4-1.例1

ベッドを配置するスペースは落ち着いた色合いでまとめ、プレイスペースはポップなインテリアで揃えています。写真のように、子ども部屋での過ごし方を考えた上で、部屋のインテリアを決めていく方法もあります。

部屋の隅に2つのベッドを設置する場合、ベッド幅と設置場所のサイズを正確に測りましょう。部屋のサイズに合ったベッドを購入すれば、すっきりとまとまった子ども部屋になります。

4-2.例2

子ども部屋を勉強スペースにする場合は、写真のように机を壁面に設置しベッドを部屋の隅に配置するレイアウトがおすすめです。机に向かって学習するときにベッドが目に入らないため勉強に集中できます。

部屋を広く使いたいなら、机やベッドは壁際に設置しましょう。部屋の真ん中に余裕があると、子どもが大きくなって部屋を仕切る際もパーティションなどを置きやすくなります。

4-3.例3

壁際の中央に収納棚を置き、左右のスペースを色分けした子ども部屋です。鮮やかな色は幼い子どもでも識別しやすく「自分のスペース」と理解できます。

写真で使用されているグリーンとピンクは、正反対の色を意味する「補色」の関係です。部屋を補色で色分けすると、互いの色を引き立てメリハリのある空間が生まれます。

5.子ども2人部屋のレイアウト|その他の例

子ども部屋は子どものプライバシーを守る場所であるため、いくら家族と言っても常に一緒にいては落ち着けません。自分だけの部屋があると、子どもは好きなことを自分のペースでできるため気持ちが休まります。子ども部屋は自立心を育てる場所としても最適であり、部屋を自分で掃除して管理する経験は大人になってからも役立つでしょう。

ここでは、子ども部屋のメリットを生かした遊び心のあるレイアウトを紹介します。

5-1.例1

ベッドは梯子を登った場所にあり、下からは見えません。写真のように縦の空間を上手に生かすと、子ども部屋がすっきりして広く使えます。収納スペースも多く取ることができ、2人分の荷物も余裕をもって片付けられます。

事例で注目したいのは、遊び心たっぷりの梯子や抜け穴です。子どもがわくわくするようなレイアウトは好奇心を満たし、新しいことにチャレンジする気持ちを高めてくれます。

5-2.例2

部屋の高さを生かし、ボルダリングウォールとブランコを設置したアクティブな子ども部屋です。木のぬくもりが優しい印象の部屋には芝生風のラグや観葉植物を置き、公園のような雰囲気を出しています。

天井は吹き抜けで、親は上から子どもたちが遊ぶ様子を見守れます。子どもはもちろん、家族一緒に盛り上がれる子ども部屋です。

5-3.例3

子ども部屋におままごとキッチンやキッズテントを揃え、子どもが楽しめる空間を作っています。遊び心を刺激する部屋は、子どもの「やってみたい」という意欲を引き出し「次はこうしよう」と考える力を育てます。

幼い子どもが過ごす部屋は、写真のように収納アイテムを色分けするのもよい方法です。色ごとに入れる物を決めると子どもでも理解しやすく、片付けが習慣化します。

6.【性別編】子ども2人部屋のレイアウトのポイント

ここからは、子ども2人部屋のレイアウトのポイントについて、同性の場合と異性の場合に分けて紹介します。

同性の場合
男の子同士・女の子同士の場合でも、お互いのプライバシーを守る空間は必要です。ベッドを仕切りに使う、家具を壁際に配置して真ん中をカーテンやパーティションで仕切る、といった方法で部屋を分けましょう。2段ベッドを導入する際は、1つずつのベッドに分けて使えるタイプだと長く使用できます。
異性の場合
子ども2人が異性の場合、思春期を境に部屋を分ける必要があります。1つの部屋を仕切ってそれぞれの個室にする場合、境界に引き戸や壁を設置するとお互いの生活音が気になりません。リフォームのいらない引き戸なら比較的簡単に設置でき、費用面の負担も軽く済みます。天井に突っ張るタイプの高い棚を使い、音や視線を遮る方法もあります。明るい色の仕切りを使い圧迫感が出ないよう配慮しましょう。

7.【広さ編】子ども2人部屋のレイアウトのポイント

子ども部屋に十分な広さがない場合は、レイアウトを立体的に考えると空間をうまく使えます。ベッドや机の高さから生まれるスペースを活用し、快適な子ども部屋のレイアウトを考えましょう。

ここでは、子ども部屋の広さを3つに分け、広さに応じたレイアウトのコツを紹介します。

7-1.3~4畳の場合

3~4畳の子ども部屋も、日本の住宅事情では少なくありません。3~4畳の空間は、幼児期から小学生くらいまでの子ども2人が過ごす部屋として適しています。縦の空間を生かした立体的なレイアウトで、限りあるスペースを有効に使いましょう。

3~4畳の場合、ベッドは2段ベッドやロフトベッドがおすすめです。就寝にはもちろん、上段で遊んだり親と一緒に寝ている間は収納にも使えたりします。プレイスペースは背の低い家具や明るい色で揃えると、圧迫感が軽減されます。子どもが成長したら、玩具の代わりに机やベッドを置くようにすると、無理なく使い続けられるでしょう。

クローゼットや押し入れなど造り付けの収納で子ども部屋が圧迫されている場合、扉を取り払い、空いたスペースに家具を置く方法もあります。3~4畳の部屋は、空間をうまく使うことを意識すると快適な子ども部屋になります。

7-2.5~6畳の場合

5~6畳は、工夫次第で成長しても使える子ども部屋の広さです。思春期を迎える中学生頃には部屋を分ける配慮が必要になるため、将来を見越したレイアウトを考えましょう。

高さのあるロフトベッドやシステムベッドは、5~6畳の部屋におすすめです。ベッドは壁に寄せて設置し、ベッド下の空間を子どもたちのプライベートな場所にします。

2段ベッドを選ぶ場合、部屋の中心に置いてスペースを仕切ると空間を広く使えます。子どもの性別が違う場合、成長とともに部屋を分割する場合が多くなるため、別々のベッドとして使えるタイプを選びましょう。

7-3.7畳以上の場合

部屋の広さが7畳以上ある場合は、レイアウトの自由度が高くなります。部屋の中心を仕切れば、子どもたちが高校生や大学生になっても使えます。

7畳以上あれば、机やベッドを2つずつレイアウト可能です。横並びにした机を中心にベッドを離す方法や、ロフトベッドを2つ設置して室内に個室を作る方法など、部屋の形状や使い方に合わせてレイアウトしましょう。

将来、部屋を仕切ることを考えるなら、部屋の真ん中を軸にしたシンメトリーな配置がおすすめです。部屋を分けたいとき、仕切りの棚やパーティションを設置するだけで空間が分割できます。ベッドや机は壁に付けて配置すると部屋を広々使えます。

まとめ

1つの部屋を2人の子どもで使う場合は、机やベッドの位置を工夫しながら限られた部屋のスペースを有効活用することが大切です。机を横並びにするレイアウトでは、子どもたちが一緒に勉強やお絵描きができ、近くに本や小物が収納できる棚を配置することで利便性が高まります。

本棚で簡易的にスペースを分けるレイアウトは、仕切りと収納の役割が棚1つで済みます。背の高い本棚を設置すれば目隠しにもなり、子どものプライベート空間を確保することができるでしょう。きょうだいが同性・異性かによっても部屋を分ける必要があるため、3~4畳、7畳以上といった部屋の広さを意識しながらレイアウトを考えることが重要です。